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放送第8回「最速の剣技vs高速の頭脳」
 
 
電撃の走る青い剣の切っ先が、参謀のヘルムの頬部をかすめ、スパークする。
「息が上がってきたんじゃないのか?」
二手・三手と次々剣を走らせながら、ブルーは参謀を嘲笑するかのような笑みを浮かべる。
ブルーの追撃をロッドで押さえ、参謀は鏡合わせのように不敵な笑みを浮かべた。
「貴方こそ、得意のスピードが落ちてきてますよ。」
手数の多いブルーに押され気味に見えるが、計算されたかのように正確な身のこなし、あと僅かという所で当らぬ攻撃に、参謀の奥深さを感じずにはいられない。
「技術は確かにあるかもしれないが…」
攻撃がなかなか当たらない事による焦りを懸命に抑え、冷静さを保とうとするが、
「力はオレの方が上だ!!」
ブルーの剣には、気持ちとは裏腹な戸惑いが見受けられていた。
 
激しい閃光が走ったにも関わらず、両者共に目を見開いたまま、交差する剣とロッドの切っ先を凝視する。
「フフッ…自分の純粋な力の無さを自覚しているからこそ」
青き剣と衝突したロッドから、鎖の形をした炎が噴出す。
「このような武器が生まれるというものです。」
剣と共に弾かれたブルーを見下ろしつつ、参謀は口元に冷ややかな笑みを浮かべた。
「貴方も、もっと自分の弱点を自覚するべきだ。」
立ち上がりかけたブルーに、炎の鎖でさらなる追撃を加え、壁際へと追い詰める。
「速度がある故の、持久力の無さを…ね。」
元は博士であった参謀が作成した武器。ブルーの手の内は全て読まれていると言っても過言ではない。
博士の助言を受けて訓練した必殺技は、全て攻略されているに決まっていた。
得意のスピードも落ち始める中、未だに参謀へは決め手となる攻撃の一つも当たっていない。
ここまでか…!
普段冷静に状況判断をするブルーであるが故に、自分の敗北しか浮かばず、仲間達への懺悔しか考える事ができなくなっていた。
せめて共倒れまで持ち込むことは出来ないかと思案するブルーの背後の壁を、ライン状に黄色い光が走った。
光はブルーを掠めると、さらに本数を増やし、ブルー目掛けて集束し始める。
「これは…いったい!?」
もはや状況判断がつかず、うろたえるブルーの目の前で、参謀は驚愕の表情を浮かべていた。
束の間、両者の間を眩い光が覆い…


「ヤツら、融合したか…それとも
光がさらに輝きを増し、それと同時に、ブルーの耳に入る参謀の声は薄れていった。
 
 
次週、「兄弟対決、涙の死闘!」
ブレイブマンは、世界を守る事ができるのか…!?
 
  
この番組は、ご覧の皆様の提供で放送されています。
 
 
この後、予定を変更して臨時放送をお届けします。
迫り来る暗黒エネルギー。
それは、いったいどこから来て、この世界をどう変えてしまうのか…!
ニュースMUが、現場から密着取材です。