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 <前回までのあらすじ>
女幹部の圧倒的な力に、防戦一方となっていたホワイト。
レッドを先に送り出したものの、自身の力では女幹部を打ち砕く事が出来ないかもしれないと死を覚悟したその時…!
ブラッドアタックの音と共に登場したのは、ブレイブマンの新たな仲間、ブラックだった!!
 
 
放送第4回「脅威!女幹部の力!」
 
 
「待たせてすまない、ここは俺がやる。ホワイトは早くレッドの所へ!」
ブラックの言葉に、一瞬戸惑いの色を見せたホワイトではあったが、彼の戦闘能力が極めて高い事を思い、立ち上がった。
「ありがとう、お願いするわ。」
ホワイトがその場を後にしたのを見送り、ブラックは改めて女幹部の方を向いた。
「さて、ホワイトに手を出した罪は大きいな。」
見下ろすように女幹部を睨みつけるその視線は、正義というよりは何か悪事を企んでいる者のように見えなくもない。
元々彼がブレイブマンの正規メンバーとなっていなかったのは、悪と判断した相手を徹底して排除しようとするその剣が、あまりにも残忍であるが故だった。
悪に身を染めたものであっても、倒すだけではなく、救う事もできるのではないかという理想を持つレッドとは、対照的な思想。
完膚なきまでに叩き潰し、どんな手を使っても悪を焼き尽くすと考える彼は、正義と悪の境目を危うい位置で立っている。
ブラックの残忍な視線を受け、女幹部は赤く濡れる唇の端で舌なめずりした。
「随分ホワイトの肩を持つのね、ブラック様?私だって女なのよ。」
ゆっくりと歩を進め、絡みつくような視線を投げかける。
「ブラック…貴方に倒されるなら本望だわvvv」
頬を紅潮させた女幹部に戦闘の意志は見えず、ブラックはその違う意味で迫る様子に血の気が引くのを感じた。
「…や、ちょ…オレ達は敵同士だ!それにオレにそっちの趣味は無い!!」
先程までの冷徹な表情は崩れ、顔面蒼白になったブラックは、嫌悪の色を浮かべて相手を睨みつけた。
が、女幹部はその様子にすら怯む事無く、さらに迫る。
「ブラック様ぁ〜vvv」
迫り来る女幹部の手をすんでのところで振り切り、剣を構え直す。
「てめ…一撃で地に返してやる!」
振り下ろした剣は、焦る心を反映してか、軽々と女幹部に躱された。
女幹部はそのまま身を翻すと、不敵な笑みを浮かべる。
「私が鋼鉄怪人SHERYOTを統括しているって事をお忘れのようね、ブラック。私が倒れた瞬間、SHERYOTは暴走を始めるわ。それに…」
恥ずかしがるように身をくねらせ、一瞬伏せた目を再び開くと、その瞳が赤く揺らめいた。
「私の本当の姿、ブラック様に見せてあ・げ・るv」
「何っ…!?」
 
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
 
地を這うような轟音と共に姿を表したのは…
150mはあるだろうか、女幹部の体はもはやブラックから全てを確認する事が出来ないくらいに巨大に変貌した。
「どーう?ブラック様vこれでも私とまともに戦えるつもり?」
巨大な姿と頭上から響く声に一瞬あっけに取られたものの、ブラックは剣の柄を握り直し、小さく息を吐いた。
「デカくなろうが鉄クズは鉄クズだろ。…せめて最後くらい黙って散りやがれ!」
 
カシャーン
 
再びブラッドアタックの音が鳴り響く。
閃光と共に崩れ落ちた巨体は、完全に倒れる前には、元の大きさへと戻っていった。
「口ほどにもないってのはお前みたいな事を言うんだよ。」
地に伏した女幹部の頭上から、侮辱を込めた声色で言葉を投げ捨てるブラック。
「ブ…ブラック様ぁ…。」
その顔を上目遣いで伺いながら、女幹部は傷つき震える腕で上体を起こした。
「こうなったら…。」
ブラックの顔から視線を下へ外し、再び閉じた目を力強く開けると、先程よりも一層強く光る赤い目で、女幹部は声高らかに叫んだ。
「SHERYOT解禁!」
 
最期の力で…合体鋼鉄怪人SHERYOTの封印は解かれた。
 
 
次週、「それぞれの決意」
ブレイブマンは、世界を守る事ができるのか…!?
 
  
この番組は、ご覧の皆様の提供で放送されています。
 
 
この後は…
機動剣士heatsink
「見せてもらおうか。新セットの性能とやらを!」